新宿区JR大久保駅徒歩1分。ダンス・ミュージカルスクールDance with  meの八重樫円です。

2月11日にDance with meワークショッププログレス公演がありました。

ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございました。

今回は、演技ワークショップの最終日を、ご家族と、ご友人、スタジオ関係者にお客さんとなってもらい、観てもらい、ワークショップを終えるというものでした。

一般には告知はしておりませんでした。

このワークショップは、ミュージカル俳優の伊藤俊彦さんに、演出をお願いし、

1月7日から計9日間の稽古+1日の本番(2回公演)

というスケジュールで行なわれました。

 

 

私は、スタジオに通うレッスン生達の、オーディションを応援する日々が最近の日常です。

子供達は、本当に頑張っています。オーディションに落ちる度、何が足りなかったのか分析をして反省する子もいますし、やはり1日1日の積み重ねが大事だと、レッスンへの姿勢を改めたりと、本当に感心します。

まじめで、努力家で、どこに行っても、きっと頑張ってくるような子たちばかりです。

でもオーディション合格は本当に狭き門で、私もとても辛いです。

合格なんてしなくたって、努力と挑戦は本当に素晴らしいし、その過程は必ず自分の力になっていると思うのですが、

子供達に言わせれば、「でも、舞台にでれなかった」これは、私にとってもすごく、すごく、、なんとかしなくてはと、いつも思う瞬間です。

一昨年、ある舞台に振付で関わったのですが、出演者の子供達の9割が初舞台でした。大変でした。

翌年、同じメンバーと再度、舞台を創ることになったのですが、初日から1年前とは、段違い。ものすごくレベルアップ、パワーアップしているのを目の当たりにし、1回の経験でこんなにも変わるものなのか?

逆に言うと、たった1回の経験かあるかないかでこんなにも差があるものなのか?

と驚き、うちに通ってくれる子供達も、1本作品に関わって、役を背負うことをやらせなければと思いました。

短いものじゃだめ、長い作品で、台詞もたくさんあって、ひとりひとりが背負うものか大きいもの。そして、小さくてもいいから劇場でお客様に見せること。

見てもらって初めてわかること、人前立って初めて見える景色、show must go on!を経験させなければと思い、伊藤さんにそのままお願いしました。

ワークショップという学びの場でありながら、本番まで辿り着かなくてはいけないという、、、今考えると、欲張りな私の希望を快諾して下さった伊藤さんには感謝しかありません。

 

ワークショップ

1日目(1/7)、2日目(1/9)は、とにかく本読み、いろんな役を読みました。11人で11役、低学年の子たちは、すらすら読むことだって大変なくらいの台詞量。

 

 

 

 

 

3日目(1/13)  引き続き本読み、そして歌稽古(3曲)

4日目(1/16) 役が決定

5日目〜6日目 ひたすらミザンスを付けて、進む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7日目 (1/28) 初通し

 

 

 

 

 

8日目 (2/3) 振付(遅っ!)

 

 

 

 

 

9日目(2/10) 衣装付き通し

 

10回目(2/11)本番 100人以上のお客様に見ていただく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1回の1回のお稽古でやったことを、ひとりひとりかきちんと責任を持って覚え、準備をすること。これは舞台に立つ人が最低限やらなくてはならないこと。

これを全員がやってくれたからこそ、皆でひとつの作品が創れます。だれか一人でも、やらなければ、本番はうまくいきません。皆本当にこの期間頑張っていました。私が口を挟むことは、「静かにしなさい」くらいで、ひとりひとりの準備は、それぞれが、しっかりとやっていることがわかったので、大丈夫だと確信出来ました。

しかし、通常のレッスンもありますし、かなり大変だったと思います。でも通常レッスンの課題も、しっかりやってくる、歌のソロのための練習も、新しい振付も、しっかりやってきていました。これは何かを任せるときの信頼にも繋がりますし、とても重要なことです。

 

前日の最終稽古では、通しの前に、ひとりひとりの長台詞を、みっちり稽古しました。

実はこの1週間の中で、最後に何をしてきてほしいか一人づつに伊藤さんから課題が出ていました。

最終日の通しでは、役が身体にしっかり染み込み始め、明らかに、先週とは違っていました。

子供達が演じるのは、人生を終えたおばけ達のお話で、当たり前ですが、全員が未経験のこと。

それでも、とても心に響くのは、子供達が真摯に向き合ってくれたからなのだと思います。

11人が力を合わせ、やりきった1時間10分の本番は、素晴らしい時間となりました。

オーディションのためだけではない、何か大切なものがありました。

このワークショップの最終日に立ち会って頂いた皆様には、心より感謝致します。

彼女達10日間、期間にして1ヶ月の集大成を応援して頂き、本当にありがとうございました。

 

 

Dance with meプロデュース

ワークショッププログレス公演

演出 伊藤俊彦

【出演者】
阿久津菜摘
上田真凛
尾上凜
籠尾りか
佐々木仁那
新居田美佑
西手凜佳
福井心咲
松岡芽依
森田恵
矢山鈴

【伊藤俊彦プロフィール】

1972年7月19日生まれ。福島県出身。
立教大学文学部英米文学科卒業。
大学在学時より英語劇から舞台活動を始め、四大学英語劇大会他、多数の英語劇を経験。以後数多くの小劇場を経て、ミュージカル・オペラ・語り等、舞台を中心に活動する中、脚本・演出等も手がけ、枠やスタイルにとらわれず多角的な視点で俳優活動を続けている。
2001年より活動している自身の演劇ユニット「セメント金魚」は結成18年を迎えた。

【舞台】
●丸美屋食品ミュージカル
山田和也演出版
『アニー』ルーズベルト大統領役(2018)
●東宝ミュージカル
ジェームズ・パウエル新演出版
『レ・ミゼラブル』工場長役(2017)
●ハロー!ミュージカルプロジェクト 上田一豪演出ブロードウェイミュージカル
『WORKING』主演・男役 (2015)
●東宝ミュージカル
ジョン・ケアード演出
『キャンディード』アンサンブル(2010)
●地球ゴージャスプロデュース
岸谷五朗演出
『星の大地に降る涙』ケリリ役(2009)
●TBS祝祭音楽劇
宮本亜門演出
『トゥーランドット』アンサンブル(2008)
●東宝ミュージカル
ジョン・ケアードオリジナル演出版『レ・ミゼラブル』グランテール役(2003~2009)
他、「セメント金魚」「三ツ星キッチン」「ミュージカル座」「tiptap」等に出演多数。

【映像】
●ワーナーブラザーズ・松竹配給
エドワード・ズウィック監督
『ラストサムライ』 BATTLE CORE役
●ソニーピクチャーズ配給
三池崇史監督
『スキヤキウエスタン・ジャンゴ』源氏ギャング役
●太秦配給
門井肇監督
『ナイトピープル』ヤクザ幹部・佐藤役
●テレビ朝日
土曜ワイド劇場「温泉若おかみの殺人推理26」犯人・緒方役
●NHK ファミリーヒストリー「天童よしみ編」父・義行役

【TVCMナレーション】
パナソニック「アラウーノ」 スズキ「シボレーMW」 エーザイ「サクロン」カネボウ「KATE」花王「ヘルシアウォーター」スバル「シンメトリカルAWD」横浜ゴム「Blu Earth」JA建物共済「むてき」大正製薬「リポビタンD」モーニング「ドラゴン桜2」他多数